予約重複や算定項目は自動でチェックされるため、
医事との確認作業はほとんどなくなりました。
大分県大分市大字市1213
http://www.san-ai-group.org/ (別ウィンドウで開きます)
大分県大分市にある当院(大分三愛メディカルセンター)は、整形外科・脳神経外科・神経内科・リハビリテーション科など22科を標榜する2次救急病院です。医療において最も大切なことは、患者様、ご家族とスタッフとのコミュニケーションそして、そこに生まれる確かな信頼であるとし、地域に密着した医療を行っています。
2006年6月に、現在地へ病院を新築・移転し、「大分三愛メディカルセンター」へ改称しました。こうしたリニューアルに合わせて、新しい病院情報システムの構築を検討し、2007年10月より新オーダリングシステムを稼動しました。
市民の皆さまから信頼され愛される病院であり続けるよう、新病院を拠点として、当院の特徴である急性期から回復期リハビリまで一貫した治療の充実を追求していきます。
従来よりリハビリ部門システムは導入していましたが、施設全体のシステムの変更に伴い部門システムの変更について検討を行うこととなりました。本システムを導入するにあたっては、標準化されたパッケージソフトにより、誰でもすぐに覚えることができる操作性と、Webシステムであるためクライアントライセンスが不要であるというコスト面でのメリットについて他社との優位性を感じ、採用しました。
特に急性期病床ではベッドサイドに赴くことが多いこと、また回復期リハビリテーション病棟を有していることから、リハスタッフルームのみならず院内どこからでもアプローチ(閲覧、入力)ができることは魅力的であるため導入に至りました。
病棟のパソコンも活用することで、おおよそ療法士2名にパソコン1台を割り当てることができており、入力混雑による時間のロス、パソコンの追加購入の費用を低減させる効果が出ています。
また、医事側からの疑義照会や当部門の入力ミス等についても、医事側のパソコンで直接リハスタを開いて確認をしているので、医事側から当部門にフィードバックがあり、算定項目や単位数などの人為的な入力ミスは即座に修正できるようになりました。
また法改正時や予期しないシステムトラブル時もリハビリ部門に精通したエンジニアから速やかに対応していただき、当初計画していたシステムの安定性の向上という目標が達成できています。
今後もWebシステムの利点を活かした運用を追究し、さらなる情報共有(チーム医療)を実現していきたいと考えています。